スッキリした甘さとかすかな苦味が特徴の甘夏みかんは、ジャムにして食べるのがオススメです。
ここでは、栗原はるみさん流の甘夏ジャムの作り方やアレンジレシピを紹介します。
目次
甘夏ジャムについて
4月中旬~5月中旬に市場に出回る甘夏には、ビタミンC・クエン酸・ビタミンB1がたっぷり含まれています。
また、分厚い果皮にはオーラプテンも多く含まれているので、皮ごと食べられるジャムにすることがおすすめです。
栗原はるみさん流・甘夏ジャムの作り方
栗原はるみさんの甘夏ジャムの材料は、甘夏・砂糖(グラニュー糖)・レモン汁・水の4つだけ♩
甘夏みかん1個につき、砂糖が100gです。
【材料】
- 甘夏…3個
- 砂糖…300g
- レモン汁…1/2個
- 水…4カップ
【作り方】
- 甘夏の皮は、個数の半分(今回は1個半分)だけを使う
- 全部の果肉の種を取り、房から出して 細かくちぎり、砂糖をまぶしておく
- 皮をたわしなどでよく洗ってから内側のワタ部分を取り除き、オレンジ色の部分を2~3ミリぐらいの千切りにする
- 厚皮を水で もみ洗いし、2時間程度 水にさらす
- 皮を2~3回 茹でこぼす
- 湯がいた皮に、果肉・水・お茶袋に入れた甘夏の種を加え、中火で煮詰める
- 沸騰したら弱火にして、アクをすくいながら煮込む
- アクが出なくなってきたら お茶袋に入れた甘夏の種を出し、砂糖を3~4回に分けて入れる
- 途中で、レモン汁を入れてさらに煮詰める
- ジャムが固まってきたら、ややゆるめのところで火を止める
- 粗熱を冷ましてから、煮沸消毒&しっかり乾燥させた瓶にジャムを入れる
甘夏ジャムが固まらない場合
レモン汁を入れてもジャムが固まらない場合は、市販されている「ペクチン」を使います。
ペクチンを入れることで ジャムにとろみがでます。
甘夏ジャムのアレンジレシピ
作った甘夏ジャムのアレンジレシピはいろいろ♩
- トーストやスコーンにぬる
- 紅茶に入れる
- シフォンケーキに混ぜる
- チキンや鶏手羽元を甘夏ジャムで煮る
などの使い方ができます。
程よい酸味と甘さが 料理に深い味わいを出してくれます。
まとめ
甘夏ジャムは、下準備から完成まで なかなか時間がかかりますが、一度作ればいろいろな料理やスイーツなどに使えます。
材料も少ないので、ぜひ作ってみてくださいね♩