真っ赤なリンゴは見た目も美しく、昔話や聖書などにも登場し、「万病の薬」や「医者いらず」などと言われるフルーツです。こちらでは、そんなりんごを使った美味しいジャムの作り方とおすすめの使い方などをご紹介します。
美味しいりんごをさらに美味しくアレンジして、食事やデザートに取り入れちゃいましょう♪
りんごの品種や栄養素、効果
「一日一個のりんごは医者を遠ざける」といわれる所以として、りんごには体によい栄養素が多く含まれています。特に皮の部分には「リンゴポリフェノール」が多く、抗酸化作用や高血圧症、眼精疲労に効果があります。
他にも「ペクチン」と呼ばれる水溶性食物繊維も多く含まれており、こちらは整腸作用があり便秘の改善にも効果が期待できます。また、ビタミンCやカリウム、クエン酸なども含み、美肌効果やむくみ、疲労回復などに効果があります。
そんな栄養満点のりんごを使って、ジャムをつくるには、やはり旬の季節に出てきたものを使うのをおすすめします。りんごの旬は品種によって異なりますが、9月~10月の秋ごろに多く出回るのでその時期にとれるものを使うとより美味しいジャムができますよ。
秋ごろに収穫できる品種には、「とき」「紅玉」「スターキングデリシャス」「世界一」「ジョナゴールド」など色々あります。好みのりんごを使ってぜひデザートや食事に使える美味しいジャムを作ってみましょう♪
栗原はるみ流・りんごジャムの作り方
いつも素敵なレシピを教えて下さる栗原はるみさん流りんごジャムの作り方をご紹介します。
<材料>
- りんご 600グラム
- グラニュー糖 80グラム
の2つだけ!ぜひトライしてみてください。
<作り方>
- まずりんごの皮をむいて種の部分を取り除きます。そして、適度な大きさに切ります。煮崩れるので多少大きめでも大丈夫ですよ。
- 切り終わったら、りんごとグラニュー糖を鍋に入れ、軽く混ぜたら火にかけます。
- 初めは強火で煮立ってきたら火を弱火にし、蓋をして20分くらい焦げ付かないように時々混ぜながら煮ます。
- りんごが柔らかくなったら出来上がりです♪
りんごジャムの保存方法について
できあがったりんごジャムを美味しく保存するには、瓶詰めがおすすめです。
きれいに洗った瓶を水がたっぷりと入った鍋に入れ、15分ほど煮沸消毒したものを乾かし、ジャムを詰めます。
瓶詰したジャムは冷蔵庫で保存すると長く美味しく食べられます。
りんごジャムを使ったアレンジレシピ
せっかく作ったりんごジャムをさらにアレンジして、もっと美味しくいただいちゃいましょう♪デザートにおすすめ簡単にできるケーキを紹介します。
【りんごジャムパウンド】18cmパウンドケーキ型1個分
<材料>
- 薄力粉100グラム
- グラニュー糖100グラム
- バター100グラム
- 卵2個
- りんごジャム100グラム
卵以外、全て同じ分量なので覚えやすくて簡単ですよ。
<作り方>
- 最初に卵をしっかりと混ぜたら、3回くらいに分けてグラニュー糖を入れて丁寧に混ぜ合わせます。
- きれいに混ざったら、薄力粉をこちらも3回に分けて混ぜ合わせてきます。この時、さっくりと混ぜましょう。
- 薄力粉も混ぜたら、次に溶かしたバターを3回に分けて混ぜ、8割程度混ざったらりんごジャムを投入し混ぜます。
- オーブンで先に予熱、170℃で45分から50分ほど焼きます。
途中、15分頃に一度取り出し、真ん中に切れ目を入れるときれいに焼きあがりますよ♪
生で食べても美味しいりんごですが、ジャムにすると長く楽しむことができるのでおすすめです。ぜひりんごを食べて健康な体を作りましょう。